TOPICS
イベントのまとめと感想
博士後期課程向け研究機関等合同説明会 参加レポート
2026.07.13
7/8開催 研究機関等合同説明会 – 筑波大学 PhD×FUTURE.
▮参加目的
研究機関における研究職・技術職の仕事内容や採用情報について理解を深めることを目的として、本説明会に参加した。
▮印象に残った企画 ― PRタイム
今回の説明会では、一部の研究機関が5分程度で概要を紹介する「PRタイム」が実施されていた。短時間で各機関の特徴を把握できるため、訪問先が決まっていない学生や幅広く情報収集したい学生にとって非常に有意義な企画であると感じた。
私が聞いた理化学研究所バイオリソース研究センター(BRC)の説明では、世界のバイオリソースの開発・管理・提供の業務に加え、学生からポスドクまでを対象とした研究者育成制度が紹介された。研究成果を生み出すだけでなく、研究者を育成し、研究基盤を支える役割も担っていることを知り、研究機関への理解が深まった。
▮訪問した研究機関① JAEA(日本原子力研究開発機構)
JAEAでは、採用スケジュールや求める人材について詳しく話を伺った。
特に印象的だったのは、原子力分野出身者は全体の約2割であり、機械系や工学系だけでなく、生物系出身者も活躍しているという点である。また、技術・研究系では放射性廃棄物が環境へ与える影響の評価、事務系では地域住民への理解促進など、職種ごとに異なる形で社会へ貢献していることを知った。
研究機関は専門分野が一致していなければ挑戦できないという印象を持っていたが、実際には多様な専門性を持つ人材が求められており、自身の専門分野も活かせる可能性があることを学んだ。
▮訪問した研究機関② 森林総合研究所
森林総合研究所では、公募時期や応募について質問した。
採用活動の早期化に対応するため公募時期を早める努力はしているものの、一律に決まった時期はないため、興味のある学生はホームページを定期的に確認することが重要であるとの説明を受けた。また、公募テーマは森林に関する内容ではあるが、自身の研究テーマとの接点を見出せるのであれば積極的に応募してほしいという言葉が印象に残った。この話から、研究テーマが完全に一致していなくても、研究で培った知識や技術をどのように応用できるかを考える姿勢が重要であると感じた。
▮学び・今後に活かしたいこと
今回の説明会を通して、研究機関の仕事内容や採用情報だけでなく、それぞれの機関が求める人物像や研究者に期待する姿勢について理解を深めることができた。
特に、「専門分野が異なるから難しい」と考えるのではなく、自分の研究経験をどのように活かせるかという視点で挑戦することの重要性を実感した。また、採用情報は時期が固定されていない機関もあるため、日頃から情報収集を継続することの大切さも学んだ。
複数の研究機関が一堂に会するこのようなイベントは大変貴重であるため、研究機関に興味がある方はぜひ参加してほしい。
星野真生(ほしのまき)
(筑波大学大学院 生命地球科学研究群生命農学学位プログラム 博士後期課程2年)


| トピックス一覧に戻る |
Next |