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インターンシップ
D1のうちに知っておきたかった、博士学生のインターンシップ体験記
2026.01.27
外山 淳也:理工情報生命学術院 システム情報工学研究群 知能機能システム学位プログラム(D2)
2026年1月22日
【はじめに】
本稿は、主にD1の方に向けた報告になります。後輩や就職活動関連のセミナーなどで、「インターンシップには25社ほどエントリーしましょう」「エントリーシート(ES)は20社程度提出しましょう」といった話を聞き、焦りを感じている方もいるのではないでしょうか。少なくとも私は、そのような話を聞いて焦燥感に駆られました。
しかし、実際に応募した企業数は片手で数えられる程度でした。そのような中でも、幸い複数社のインターンシップに参加することができ、内定につながる話をいただく機会もありました。結果として、インターンシップに参加して良かったと感じています。本稿では、良かった点と後悔した点、そして参加を通じて感じたことを共有したいと思います。今後の就職活動の参考になれば幸いです。
【良かった点】
普段の学生生活ではなかなか見ることのできない現場や、企業の方々のお話を直接聞くことができた点は非常に良かったと感じています。また、インターンシップを通じて内定につながる話をしていただけたこともあり、(就職活動はまだ継続中ではありますが)全体としては有利に進められていると感じています。
【後悔した点】
一方で、インターンシップに参加する前に、もっと多くの企業について知っておけばよかったと感じています。私は学内のキャリアイベントを通じて声をかけていただいた数社のインターンシップに参加しましたが、その際に選んだ企業は、いずれも自分が比較的よく知っている企業でした。
博士課程の学生は、その価値を理解してもらえなければ採用に結びつきにくいという側面があるように感じます。私が参加した企業の中には、自分自身は就職したいと思っていた一方で、周囲の新卒と比べて年齢が高いことから、同じ新卒として評価することに企業側が慎重になっているのではないかと感じるものもありました。
その一方で、博士課程の学生を「自社に必要な人材」として明確に評価している企業もあるはずです。そうした企業とも、インターンシップに応募する前の段階で出会う機会を持てていればよかったと感じています。そのためには、就職活動に本格的に取り組む前、目安としてはD2の夏頃までに、さまざまな企業の方と接点を持ち、話を聞く機会を増やしておくことが重要だったと感じました。
【感じた点】
インターンシップ参加中は、「この企業では博士課程の学生にどのような点が求められているのだろうか」と意識しながら過ごしていました。「専門知識」「論理的思考力」「リーダーシップ」など、いずれも重要な要素だと思います。
幸いにも、各社の管理職の方々とお話しする機会があり、「博士課程の学生には何を期待していますか」と率直に質問することができました。返ってきた答えは、「専門性や論理的思考力も重要だが、それ以上に新しい風を吹かせてくれる存在であることを期待している」というものでした。一方で、「特に何も求めていない」といった率直な回答をいただくこともありました。
博士課程の学生が必ずしも高く評価されるとは限らない現実を理解した上で、それでも期待を上回るための努力が必要なのだと感じました。
【おわりに】
これから先、博士論文の執筆や学会発表、就職活動など、不安要素は多くあると思います。就職活動はキャリアの第一歩であるため、時間をかけて取り組む必要がある一方で、就職活動に時間をかけすぎて修了できなければ意味がないという現実もあります。淡々とスキルを磨き、着実に準備を進めていくことが重要だと思います。博士課程の学生を想定してテーマが用意されている場合も多いため、可能であればジョブ型インターンシップへの参加を検討してみるのも一つの選択肢だと感じました。
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BHEからは、下記のインターンシップサイトの活用をおすすめします。
ジョブ型研究インターンシップ_学生向けページ (博士後期のみ)
C-ENGINE_院生の皆様へ (大学院生)
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