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イベントのまとめと感想

”わたしらしい”研究者ウェルビーイングワークショップ(野村佳祐):博士学生の目

2025.01.14

今回のワークショップでは、まず自分自身が考える理想の1日を考えて、それが実現できない原因の悩みや障害をグループで共有して解決策を議論して整理するというものでした。その後、人間系の菅原大地准教授の監修のもと、EEMMグリッド(以下のURLで公開されているものと概ね同じグリッドを使用しました。https://www.nivr.jeed.go.jp/vr/absstu00000005s2-att/vr31_rp-04.pdf)と呼ばれるものを使って、客観的に自分の課題を整理し、それぞれの課題の繋がり、そして解決策を考えていくことで、根本的な課題を解決するために何を優先的に取り組むべきか、整理することができました。

 

例えば、私の場合は「自分にしか成せない研究成果とその社会還元」という理想が根本にあって、その実現のためには独自性のある研究成果をもっと生み出したい、しかしその障壁として、①他人でも代替可能な単純作業に時間を拘束されがちであること、②その理想を実現できるキャリアパスがあるのかという不安、が浮かび上がってきました。

 

課題が整理されれば、解決策も自ずと見えてきます。

例えば、①「単純作業に時間を拘束される」に関しては周囲の研究室メンバーに協力してもらったり、可能であれば先生に頼み込んで技術員さんを雇ってもらって進める、ということも考えられます。②「キャリアパスの不安」に関しては、外向的な意識を持って、興味のある研究室、企業、研究所など多様な環境の人事担当とよく相談をして具体的な検討を進める、ということが考えられます。実際、博士のキャリアパスは本当に多様なので、既存の枠組みで考えるだけでなく、「枠組みを作る」くらいの気持ちで考え抜く価値はあるかと思っています。

 

改めて、自分の生活・人生で大事にしたいこと、それに向けて何をすべきかを明確にする良い機会になったと思います!

 

文責 野村佳祐(生命農学学位プログラム博士後期課程2年)