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イベントのまとめと感想

博士のバスツアー(荊暁天):ビジョンを描き、進む力

2024.10.08

今回の博士バスツアーでは、筑波大学の山海嘉之教授による講演、NIMS(物質・材料研究機構)ラボ所見学、そしてCYBERDYNE本社の見学が主な内容でした。
山海教授のお名前は留学生の間でも有名で、以前聞いたことがあります。特に、サイバニクス技術や医療用ロボットが、医療や福祉の分野で今後の社会に与えるインパクトが強いイメージがあります。今回の山海教授の講演では、学生時代の研究経歴からCYBERDYNE会社創立の経緯、医学世界の現状からSociety5.0のビジョンまで、幅広い内容が語られました。その中でも、ビジョンを描く能力と目的を達成するために逆算する考え方が、思い詰めがちな自分にとって非常に印象的でした。
NIMS研究所でのラボ見学は、新しい材料技術やナノテクノロジーに関連する研究を紹介されました。理論と応用の橋渡しを実現し、特にエネルギー効率や持続可能な素材開発において多くの可能性が潜んでいると感じました。
CYBERDYNEの見学では、ロボットスーツ「HAL」の実物を目にし、その機能や実際の使用例について丁寧に紹介されました。人間の動作をサポートできるだけでなく、リハビリや介護の現場でどのように役立っているかを学び、これらのテクノロジーが人間の生活を直接的に向上させる力を持つことを再認識しました。特に、下肢タイプのHALを体験することで、どのようにして神経信号を読み取り、動作を支援するかについて今一度実感できて、すごく感動しました。
今回のツアーを通じて、最先端の技術が社会課題の解決に向けてどのように応用されているかを深く理解でき、非常に充実した体験となりました。

(人間総合科学研究群スポーツ医学学位プログラム 博士後期課程3年 荊暁天)