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イベントのまとめと感想

TGSW2024-②(山田貴義):博士人材の価値向上を目指して

2024.10.24

今回、山田が参加したのは「博士人材が拓く新しい時代」というセッションで、簡単にいうと博士人材の取り扱い方や博士人材の育成に関する議論がありました。博士人材の取り扱いや育成について、文部科学省の方や教授陣、企業の方々がプレゼンテーションをして理解を深める場となりました。横浜などの近隣地域以外に、遠いところでは北海道などから来てくださる大学関係者もいて、私たち博士課程に対しての議論のためにありがたい限りです!私はそこにアシスタントとして参加しました。

 

登壇者のプレゼンテーションはどれも根拠があって、納得するものばかりでした。中には、博士課程の学生時代に先が見えないからといって、当時付き合っていた彼女と別れてしまった方も…。今でこそ、学振やJST-SPRING、BOOSTなどさまざまな支援金がありますが、当時は支援金の数も少なかったせいか価値観の違いもあったと思います。そんな中で博士課程の辛さを経験された方々が現在あるいは未来の博士課程のために議論しあっている場に立ち会えてとてもいい経験ができました。

 

そして何より、議論が白熱したのはイベント最後の質疑応答タイム。“博士人材の進路としてアカデミアと企業で比率はどれくらいか?”という質問に対して、「企業は都落ち」と考えられている傾向が以前まではあったが今は変わってきている、という発言には驚かされました。そんな白熱した議論のトリとして質問をさせていただきました。内容は「ポスドクの社会的地位の明確化」について。実際、ポスドクと聞いてもピンとこない人が多いと思うんですよね・・。我々大学生や大学関係者は別として「ポスドクって何をしている人なの?どのような仕事なの?」って聞かれて答えられる人っているのかな?もっとポスドクを認知してもらう必要があるんじゃないのかなって思ったりしたこともあって、質問させていただきました。とはいうものの、これは実は自分で思いついた質問ではなくて、以前、省庁関係者による公聴会の場に出席させていただいた際に出た議題でもありまして、確かに疑問だなって思ったので今回質問に使わせていただきました。この場で正解が出るわけでもないので、答えについては乞うご期待。

 

そんなこんなで議論が白熱して疲弊し切ったあとは糖分を補給しないと!ということで、アフターパーティにも参加しました。こちらでは文部科学省の方や、企業の方とご飯を食べながら直接お話をお聞きすることができました。また、加藤副学長とも話す機会があり、自分のかつての指導教員のことなど色々聞けて楽しかったです。また、何より、TGSWに参加していた博士課程の人材と出会って、仲良くなれてよかったです。意外と、博士課程ということもありみなさんコミュニケーション能力があって、とても話が盛り上がりました。

 

私も、数年後に博士課程について手助けできるよう、今のうちからたくさんの経験を積んで、いいお手本になれるように頑張ろうと思います!!みなさんもぜひ機会があればいろんなイベントに参加していただければと思います。

(システム情報工学研究群知能機能システム学位プログラム 博士後期課程2年 山田貴義)
※2024年度博士後期課程学生支援プロジェクト採用生